売上・損益状況

Sales/Profit and loss

2021年9月期の経営成績の概況

当社グループの当期において、新型コロナウイルス感染症拡大の長期化が日本経済に大きな影響を及ぼしている状況にありますが、同感染症拡大の当社グループの連結業績への影響は軽微な状態であり、将来の持続的な成長に向けてコンテンツ事業およびヘルスケア事業において様々な取り組みを行いました。
コンテンツ事業では、携帯ショップ経由の新規入会者数が低調に推移する中、需要の高いセキュリティ関連アプリ『AdGuard』の新規入会者獲得を拡大させるとともに、コミック配信事業者向けへのオリジナルコミック作品の月間提供数を拡大させました。
ヘルスケア事業では、診療報酬制度改定に伴い調剤薬局での導入意欲が高まっている「クラウド薬歴」の導入店舗数の拡大を図るべく、また自治体向けに母子手帳アプリ等の子育て関連ソリューションの拡販を行うべく、協業先の株式会社メディパルホールディングスとの連携を行いました。
他方では、コンテンツ事業の一部においてポイント処理でシステム上無償ポイントと有償ポイントの区別が付かない等の不備があり、それにより無償ポイント消費分を売上計上していたことが判明したことから、会計監査人に確認の上、当期より以前の分も含めた売上高の調整額(△322百万円)を当第4四半期に一括計上(うち当期分は△156百万円)する決算処理を行いました。
これらのことにより、売上高は25,743百万円(前期比1.3%減)、売上総利益は18,741百万円(同1.1%減)となりました。
営業利益については、上記の決算処理による売上総利益の減益に加え、セキュリティ関連アプリ『AdGuard』の有料会員数の拡大に向けた広告宣伝費の増加を主因とする販売費及び一般管理費の増加により1,929百万円(同23.0%減)となりました。
経常利益については、営業利益の減益に加え、持分法による投資損失の拡大(同137百万円増)を主因とする営業外費用の増加により1,370百万円(同34.2%減)となりました。
親会社株主に帰属する当期純損失については、経常利益の減益に加え、特別損失が減少したものの、特別利益の減少や連結子会社である株式会社ソラミチシステムの当社保有株式の全てを連結子会社である株式会社カラダメディカに譲渡したことに伴い、その株式譲渡益に対する法人税関連の連結決算上の処理において現行の会計基準に照らし合わせ繰延税金資産および法人税等調整額の計上を見送ったこと等により、△1,164百万円(前期は506百万円の利益)となりました。

連結損益計算書

単位:百万円

  2017/9 2018/9 2019/9 2020/9 2021/9
売上高 30,933 29,075 27,112 26,082 25,743
営業利益 4,053 3,218 2,959 2,507 1,929
営業利益率(%) 13.1 11.1 10.9 9.6 7.5
経常利益 3,972 3,116 3,134 2,082 1,370
経常利益率(%) 12.8 10.7 11.6 8.0 5.3
親会社株主に帰属する当期純利益 1,434 1,629 1,508 506 △1,164
親会社株主に帰属する当期純利益率(%) 4.6 5.6 5.6 1.9